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からまつそう

からまつそう

メモ1

こちらは小説版電脳コイル12巻の内容メモです。未読の方はご注意ください。







不動小エリアを始めするメガネグッズ店が次々に襲撃される。
襲撃された店内には穴の様に不安定な古い空間が開き、中にはヌルかもしれないイリーガルが…
襲撃したのは流民ともリミットが近い現役メガネつかいともいわれている。
他にも特殊な能力を持つ子どもについて尋ねる年長の男の存在が…

ヤサコはフミエと黒客に京子の特殊能力を明かし助けを求める。

梶信彦が再びメガシ屋に登場。
追い返そうとするヤサコの気配を感じたデンスケが信彦に飛びかかるが信彦には見えずデンスケを踏みつける。
デンスケを助けようと京子登場。
信彦は京子こそが力の持ち主だと気づくがじっと見つめる京子に気圧される。
信彦退散するが京子がイサコに会いたがる。

進路進学説明会の日。
ヤサコはフミエとダイチから襲撃者の一団にガチャらしき姿があったと知らされる。
連絡がつかないガチャ。イサコも又行方が分からない。
京子を家で預かれるよう母に頼んでみるとフミエ、襲撃に備えメガシ屋のシフトを考えるとダイチ。
心強い言葉に一人で気負っていたヤサコが倒れ保健室へ…
目を覚ましたヤサコはイサコの香りを感じ追いかける。
事情を話し京子を預かってほしいと頼むがイサコは断り去る。
説明会に出かける母と入れ違いに帰宅したヤサコはメガシ屋を開けるが閉める事を決意。
雨戸まできっちり閉め、デンスケに京子を守る様命じる。
しかし…メガシ屋がマトバらによって襲撃を受ける。
襲撃者達は押し合いながら店内を荒らしメガばあのコンピューターを狙う。
制止するヤサコに襲撃者が掴みかかり、そこに京子が…
京子を守るため襲撃者の攻撃を自分に引きつけるヤサコだが、信彦登場。京子を連れ去ってしまう。

ガチャから連絡を受けたイサコは信彦のへ向かい信彦の目的を聞きだす。
信彦の目的はあっちの世界の解明。
古い空間の奥には確かに高度な電脳空間が存在し、そこにアクセスすれば全てのメガネつかい達を支配できる。
しかしメガマスはその事実を隠し子ども達をそこから遠ざけようとしている。
京子のメガネ無しで電脳物質を感知出来る力を利用しようと考えた信彦は京子の力を試したがる。
一度はヌルに電脳体を連れ去られそうになった事がある京子がもし高性能メガネをかけたなら…
案じるイサコは兄への協力を申し出、そのためにはメタバグが必要だと…
イサコは黒客を召集。京子を連れバスの墓場に向かいメタバグ狩りへ。

古い空間が複雑に積み重なったバスの墓場は以前よりもメタバグが増えていた。
メタバグ狩りを始めて間も無く京子は二重に見える様に…突然行方不明に!

京子を取り戻すためにバスの墓場へと向かっていたヤサコ達は文字化けに残った足跡とバスの墓場手前にあるトンネルを横切る京子の電脳体を見る。
リアルと古い空間が地続きに存在している事に気付いたヤサコ達。
電脳霧に視界が遮られる中デンスケの導きにより京子の生の身体を発見するがキューブ飛来。

京子を探すイサコ達の前にもキューブが現れ、ダイチ達が電脳爆破で誘導して逃れる。
散々なメタバグ狩りに、キューブを倒し京子を救出するとダイチ。その合間にメタバグも…
キューブ攻略と京子探査の二手に分かれる黒客。

キューブの攻撃直前で電脳爆破が起こり難を逃れるヤサコ達。
ダイチ達と協力しキューブを引きつけ京子の電脳体を捕獲する事に…
しかし…キューブ攻略は困難、逃げるのが精いっぱい。
その上電脳爆破の影響で変動を起こした空間を削除し始めるキューブ。
京子とゆきりんが!?
ゆきりんを逃すヤサコとフミエだが京子が落ちる。
京子に覆い被さり守るヤサコ。キューブの攻撃からヤサコを守り文字化けするデンスケ。
フミエの援護で何とか逃げるもキューブから逃げ続けてばかりでは京子を取り戻せない…
トンネルを…ヤサコとイサコに聞こえたささやき。
キューブを破壊するためキューブを引きつけ最後のおふだを使いトンネルへと誘導するヤサコとフミエ。
イサコと黒客も又起爆性のメタバグを使い暗号を練り連鎖爆破でトンネルへと誘導する。
トンネル両端に夫々誘導された2体のキューブが対峙。
電子音が消えたその時、負荷のかかったトンネルが崩れキューブは古い空間に飲み込まれた。

デンパとアキラが京子の電脳体をゆきりんが生の身体を…一つに統一される京子。

京子を連れ家に戻るヤサコとイサコ。
イサコに夕食と泊まっていく事を勧める母。
夜中、ヤサコが目を覚ますとイサコも京子もいない。
探しているとイサコを泊めた事で両親がもめる声が聞こえる。
そこにイサコが現れ気まずいヤサコだがデンスケがあぶないとイサコ。
デンスケの異変に気付いた京子が無意識にメガばあに直して貰おうとメガシ屋に向かっていたらしい。
モニターには修復不能の文字。
京子は絶対安静だと誤魔化すヤサコ。
安静にしてれば治るとイサコ。大人しくベッドに入る京子。

デンスケのサポートはどうしていたか尋ねるイサコ。
デンスケの首輪は暗号。
デンスケは普通のペットでは無く誰かが改造したもの。
暗号によって何か情報が封印されておりそれが治療を難しくしている。
デンスケは亡くなった祖父からもらったもの。
メガばあの電脳工房に行けば…しかし連絡がつかずパスワードが分からない。
工房の周辺に施された暗号は比較的新しいものだが首輪の暗号は古い。
祖父が改造したならもっと古い設備があるはず。
回転扉を抜けヌルに襲われた時に逃げ込んだ廊下に入り階段を上って祖父の書斎に入るヤサコとイサコ。
そこは安定した場所。古い空間に近く危険だとメガ婆が封印した場所とは思えないほど…
設備は見つからなかったがデンスケの容態が修復不能から絶対安静へと…
デンスケをカプセルに入れヤサコに助けてもらうよう言葉をかけるイサコ。

翌朝何も言わず出て行くイサコ。
気付いたヤサコが追いかけ声の主が兄であった事を確認し、自分のためにどれだけしてくれるか試す様な兄から離れる様勧める。
ヤサコは自分がイサコに何ができるのかと尋ねるが
あなたが会いたいと思っている人があなたの事を憎んでいたら?

イサコの言葉はヤサコが今まで考えない様にしてきた事を突きつける。
タラちゃんに会いたいのは自己満足で本当はタラちゃんは自分を憎んでいるのではないかと…
イサコが兄に会いたがっていたのは兄に許してほしいから。
しかし兄の言うなりでいるのは何かがおかしい。
突然テレビからお悩み解決美女マリリンマリーンがヤサコに話しかける。
多忙のため助けに行けない代わりに言葉を贈るマリリンマリーン。
遠い道が正しい。
何をすべきが分かっているのに迷ったふりして目を逸らしていては迷路から抜け出せない。

出来れば避けたかったと思うヤサコ。ヤサコがイサコに出来るのは…戦う事。

キューブを派手に破壊したイサコを詰る信彦。
このところの激しい空間の変質に大掛かりな空間取り締まりプロジェクトが計画されている。
あらゆる人間を思い通りにしようと言うのに…
京子が分離するトラブルに見舞われたとイサコが話すと優しくなる兄だが…
これまで何でも声に訊いてきたのに大黒市に移ってからは黙って動く事が増えたイサコ。
黒客や橋本文恵や原川研一や大勢の友達が出来うれしかったが、小此木優子は特別だった。
メガネ技もなく、優等生でも落ちこぼれでもないのに…
あっちの世界を開いたのもヤサコを出し抜きたかったのだろうと決めつける信彦。
兄を救うためだからこそ開く事ができたのだと、全てを捨てて兄のためだけに生きてきたのだと訴えるイサコ。
兄に許してもらうため、自分自身を救うため…
小此木優子と自分、どちらを選ぶのかとイサコに迫る信彦はヤサコのメガネをクラッシュしろと命じる。
メガネがない子どもなんてただの人形。どこの世界にも癪に障る奴はいる。
こっちのやる事にいちいちケチをつけてぜったいになびいて来ない…
兄にもいたのか問うイサコに三人いた…二度と会いたくないと信彦。

イサコを二人だけのクリスマスパーティに誘うヤサコ。
二人が大国小にやってきて日、はじめてイサコが戦った場所で…

はじめは信彦のためだったが自分のために戦いたいと望むイサコ。
渡り廊下で最後の戦いを…

ようやく旅から戻ったメガばあ。
旅に出る直前、メガばあは不思議な光景を目にした。
帳場に座れば死んだ人間や幼子の幻が何かを語りかけようとし、枕許には死んだ爺が…めっせーじじゃ。
電脳都市では空間の異常が頻発、電脳事故が起き、電脳体喪失事件が…
爺が開発に関わり、開発するために恐ろしく苦悩したと言う空間、あまりに危険な空間が隣合わせときにリンクするあの空間と関係があるのか?
爺が亡くなった後その空間の残骸を書斎に発見したメガ婆は手に余りそこを封印。
最近起こっている電脳体喪失事件では突然見た事もない空間が現れ、それがあの空間とよく似ている様に感じたメガばあは電脳事故が起こった場所を巡り驚くべき事実を探り当てた。
さらに思いがけない人の行方も…それが真実かどうか確かめるためにようやくこの町に戻ってきた。
そこに少女の客が現れる。
商品を仔細にながめる少女、片付けるメガばあ。
これが最後だからと山ほどのグッズを購入する少女。
土産に買った腰湯まんじゅうの袋に入れまんじゅうとバッジも入れ渡すメガばあ。
いちどお客になってきてみたかった…今日は思いきって来て良かった…
メリークリスマスと去って行った少女。今日はクリスマスイブ。

クリスマスイブの日、フミエと京子とクリスマスパーティを堪能したヤサコ。
ようやくメガばあが帰宅したが母がこれまでの文句を言い心配したと泣きだしたためまだしゃべっていない。
疲れが出たのか眠ってしまった。
メガシ屋で一人戦いに備えるヤサコ。

クリスマス。終業式の後、フミエやダイチ達と神社でパーティをする予定だが…
掃除があるから先に行ってとヤサコ。掃除を終え一人残った教室でメガネを丁寧に拭う。
旧校舎へと続く渡り廊下ははじめて来た時と変わらない。
イサコを待つヤサコの前に現れたのは電脳トンネル。そこから電脳弾が!
攻撃するイサコ、防御するヤサコ。イサコと黒客との戦いを再現していく二人。
互いに旧校舎、新校舎へと分かれ位置を探る。
ソフトを切るかその場から離れて!と突然フミエの声。
手を出さずヤサコを見守る皆。例えメガネがクラッシュされても…
イサコに逆探知されたヤサコの作戦は全て筒抜け。
ドアを開け外に飛び出すヤサコ。
旧校舎屋上に立つイサコと新校舎屋上に立つヤサコ。
戦って負けるか戦わないで負けるか…戦いを選ぶヤサコ。
あの時と同じイサコの前に電脳トンネルが現れ電脳弾が。
捕えるイサコに激痛が走る。
トンネル出口に改造タグを放つヤサコ。
手元キーボードを操作するヤサコに撃つな!とガチャギリがビームを放つ指先をヤサコに向ける。
イサコにはその一撃が命取りになる…
ガチャギリを制するイサコ。
何も答えず微笑むヤサコにヤサコも又知っているのだと確信するガチャギリ。
イサコのメガネはもう…
微笑むを消し指を下ろすヤサコ。

タマコはまだ意識が戻らない甥が叫び声をあげたと知らせを受ける。
何かを嘆くかのような悲しんでいるかのような切ない声で…
7年前にタマコ達4人も体験した…
しかしあの時逃避するように眠り続けた自分達とはどこか違い活動的であるとすら感じられるハラケンの昏睡。
東陽山でもまた電脳体を失ったまま目覚めないメガネつかいが大勢いると話す猫目。
公にはされていないが昨年起こった電脳事故で彼等の電脳体は何処かに閉じ込められてしまったらしい。
その事故が流民の仕業だと噂が流れ流民と非流民とで抗争が絶えない。
メガネから生還した猫目は彼らを救うために…
協力を申し出るタマコに邪魔ともうれしいとも言わない猫目だが、ハラケンと同じ様に眠りながらあらゆる事に反応した奴がいたと…
目覚めたあと、しばらくして行方不明になった…ヨシフミだ。



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